自然食やオーガニック、からだの潜在的な力についての関心はますます高まっています。そんな時、その大先輩である「本草学」「漢方」は、どんな新しい顔を見せてくれるのでしょうか?
資生堂月刊誌「花椿」(2004年1月号)で、日中医薬研究会会長 故・渡邊武薬学博士(当時91歳)は、このように答えてらっしゃいます。
「漢方」というのは、個々の植物についての知識と、「処方」ということがあります。
つまり、どのように組み合わせるかということですね。
処方を決める技術を「方技」と言うんです。
その技は、漢の時代に完成しました。
「方技」にもまして大切なのが、「食養」ということ。
つまり、「組み合わせ」と「食べ物の力」ですね。
現代においては食べ物がガタガタでしょう。
そうすると、病気になってから、漢方薬だけじゃ治らないのですよ。
食べ物によって、身体自体をちゃんと蘇生させないと。
私は以前、「方技」と「食養」について徹底してやって、「中国の薬膳」という8冊の本にまとめあげたんですが、中国の材料ですから、日本じゃ通用しないことが出てくる。
漢方は中国のものでしょ。
これを日本でいかに通用させられるかが重要なんです。
それを私は食養における「五味調和」、つまり宇宙と人体の関係として整理したんです。
極端に言えば、漢方薬の薬自体は大したことでななくて、基本的な身体のバランスが崩れることをいかに食べるもので調整するかという考え方です。
大切なのは、「未病」と言って、病気自体にならんようにすること。
たとえば、肝臓に対する有効な薬はないので、食べ物で治さないといけない。
あるいは体内に知らず知らずの間にたまった体毒を排出してね。
とりわけ、肉食というのは毒がある。
だから、それを流し出す「五香」というものが漢方の中にはあるんです。
ウイキョウやウコンなどの五つの香り。
これをハンバーグとかカレーに入れると胸もやけないし、いくらでも食べられる。
身体にもよいんです。
弘法大師も言っていたけど、三つの基本は「はと麦茶」「胡麻」「蜂蜜」だと思います。
それを全部入れてお団子にした「養養」
というのを考えました。
その団子を二つか三つ食べたら、一食分になるというね。
これ持っていくと、山登りして遭難しても、一週間ぐらいは平気。
昔の「忍者食」みたいですね。
でも、これを家で食べる時は、一つずつバラバラでそのまま食べてもいいです。
これは、アカシアの花でとれた蜂蜜。
それから、こっちが対馬の椿油。
胡麻は、「ゴールド絹胡麻」。
私も毎日食べています。
私がかつて教えたお医者さんがいるんですが、彼が言うには、身体の寿命は100万時間、つまり114歳です。
それまで生きるための実践をしていますよ。
食は大薬。
決して、侮ることなかれ。
中国の宋の時代にまとめられた医薬学書である「経史証類大観本草(けいししょうるいたいかんほんぞう)」には、練り胡麻と蜂蜜を混ぜて、丸薬にしたものを「静神丸(せいしんがん)」と名づけ、すぐれた健康食品として紹介しています。
胡麻と蜂蜜を合わせて食べると、五十種に及ぶ栄養素が補給できます。
資生堂月刊誌「花椿」(2004年1月号)で、日中医薬研究会会長 故・渡邊武薬学博士(当時91歳)は、このように答えてらっしゃいます。
「漢方」というのは、個々の植物についての知識と、「処方」ということがあります。
つまり、どのように組み合わせるかということですね。
処方を決める技術を「方技」と言うんです。
その技は、漢の時代に完成しました。
「方技」にもまして大切なのが、「食養」ということ。
つまり、「組み合わせ」と「食べ物の力」ですね。
現代においては食べ物がガタガタでしょう。
そうすると、病気になってから、漢方薬だけじゃ治らないのですよ。
食べ物によって、身体自体をちゃんと蘇生させないと。
私は以前、「方技」と「食養」について徹底してやって、「中国の薬膳」という8冊の本にまとめあげたんですが、中国の材料ですから、日本じゃ通用しないことが出てくる。
漢方は中国のものでしょ。
これを日本でいかに通用させられるかが重要なんです。
それを私は食養における「五味調和」、つまり宇宙と人体の関係として整理したんです。
極端に言えば、漢方薬の薬自体は大したことでななくて、基本的な身体のバランスが崩れることをいかに食べるもので調整するかという考え方です。
大切なのは、「未病」と言って、病気自体にならんようにすること。
たとえば、肝臓に対する有効な薬はないので、食べ物で治さないといけない。
あるいは体内に知らず知らずの間にたまった体毒を排出してね。
とりわけ、肉食というのは毒がある。
だから、それを流し出す「五香」というものが漢方の中にはあるんです。
ウイキョウやウコンなどの五つの香り。
これをハンバーグとかカレーに入れると胸もやけないし、いくらでも食べられる。
身体にもよいんです。
弘法大師も言っていたけど、三つの基本は「はと麦茶」「胡麻」「蜂蜜」だと思います。
それを全部入れてお団子にした「養養」
というのを考えました。その団子を二つか三つ食べたら、一食分になるというね。
これ持っていくと、山登りして遭難しても、一週間ぐらいは平気。
昔の「忍者食」みたいですね。
でも、これを家で食べる時は、一つずつバラバラでそのまま食べてもいいです。
これは、アカシアの花でとれた蜂蜜。

それから、こっちが対馬の椿油。
胡麻は、「ゴールド絹胡麻」。

私も毎日食べています。
私がかつて教えたお医者さんがいるんですが、彼が言うには、身体の寿命は100万時間、つまり114歳です。
それまで生きるための実践をしていますよ。
食は大薬。
決して、侮ることなかれ。
中国の宋の時代にまとめられた医薬学書である「経史証類大観本草(けいししょうるいたいかんほんぞう)」には、練り胡麻と蜂蜜を混ぜて、丸薬にしたものを「静神丸(せいしんがん)」と名づけ、すぐれた健康食品として紹介しています。
胡麻と蜂蜜を合わせて食べると、五十種に及ぶ栄養素が補給できます。





お盆休みで、帰省中の方、同窓会などお酒を呑む機会がある方に、悪酔い防止の漢方薬・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)と五苓散(ごれいさん)をおすすめします。
今、「創業者物語」(有森隆著・講談社)を読んでいます。




