米カリフォルニア州は25日、州内のレストランでの揚げ物用の調理油などに含まれる「トランス脂肪酸」(TFA)の使用禁止を決めた。ニューヨーク市などが同様の規制を導入しているが州レベルでは初めて。
同日、シュワルツェネッガー州知事が州法案に署名した。米メディアによると10以上の州が規制を検討しているという。
新規制は2010年にスタートし、レストランや総菜店などで、マーガリンなどTFAを含む油脂類の使用ができなくなる。11年にはケーキや焼き菓子などでの使用も禁止される。
違反した場合、25−1000ドル(約2700−10万8000円)の罰金を科す。
TFAは多量に摂取した場合、血中の悪玉コレステロールを増やし肥満や動脈硬化などの危険性を高めるとされる。7月26日 共同通信
農林水産省の「すぐわかるトランス脂肪酸」によると、
「トランス脂肪酸」は、トランス型二重結合という構造を持つ多くの脂肪酸の総称で、一種類の化合物を指すものではありません。二重結合の位置や数、つながり方の違いなどによって多くの種類があります。ヒトの健康への個々のトランス脂肪酸の影響についてはまだよくわかっていません。
コーデックス委員会による「トランス脂肪酸」の定義に含まれているすべての種類のトランス脂肪酸について食品中にどのくらい含まれているかを測定できる方法は、まだ確立されてはいません。食品中の含有量の表示や規制を設けている国では、そのうち主要と思われる一部のトランス脂肪酸を測定しています。
トランス脂肪酸は、油脂の加工過程で生じることが知られています。マーガリンやショートニングなどの油脂とそれらを原料として製造された食品、加工油脂で揚げたフライなどにトランス脂肪酸が含まれていることが確認されています。
牛などの反芻動物の胃に存在している微生物の働きによってもトランス脂肪酸は生成されます。その結果、牛肉や乳製品中にもトランス脂肪酸が含まれていることが確認されています。
トランス脂肪酸を過剰に摂取すると、血液中のLDLコレステロール濃度が増加し、一方、HDLコレステロール濃度は減少するので、冠動脈性心疾患の発症リスクが高まると言われています。
2003年に開催された「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合」は、生活習慣病の予防のための目標値を盛り込んだ報告書を公表しています。その中でトランス脂肪酸については、その摂取量を一日当りの総エネルギー摂取量の1パーセント未満にすべきと述べています。
現時点では、日本ではトランス脂肪酸について表示義務や基準はありません。
農林水産省は、平成17年度から、日本人のトランス脂肪酸の摂取量を推定するため、次のような調査研究を行っています。
(1)食品中に含まれる多種類のトランス脂肪酸を一度に分析する方法を確立する。
(2)(1)を用いて、各種の食品に含まれるトランス脂肪酸を分析する。
(3) 日本人のトランス脂肪酸の総摂取量を算定する。
この調査研究の結果、食品から摂取されると推定されたトランス脂肪酸の量が、健康に悪影響を及ぼす可能性がある程度であると推定されれば、リスク管理措置の検討を行います。その過程で「関係者」※の代表の意見を伺うことにしています。 ※「関係者」:食品中の危害要因の存在やリスク管理措置によって影響を受けるすべての人(例:消費者、生産者、事業者、リスク分析に関わる者など)です。
平成18年度に行われた食品安全委員会の調査によれば、日本人一人当りのトランス脂肪酸摂取量は、食品群別摂取量からの推計(積み上げ方式)では平均0.70グラム(摂取エネルギー換算では約0.3パーセント)で、食品加工油脂の生産量からの推計では平均1.32グラム(同約0.6パーセント)となりました。これらの値は、食事からの総エネルギー摂取量の1パーセント未満でした。
日本は、このような英断が出来ず、対応がいつも後手になります。トランス脂肪酸について表示義務もないのですから、トランス脂肪酸が含まれているマーガリンやショートニングなどの油脂とそれらを原料として製造されたであろう食品、加工油脂で揚げたフライなど、そして牛肉や乳製品も、消費者である私達がなるべく摂取しないように、心掛けなければいけないと思われます。
岐阜新聞・岐阜放送レディースプラザせぴあ倶楽部の第4回文化講演会が9日、岐阜市長良福光の長良川国際会議場で開かれ、華道家の假屋崎省吾さんが、ステージで何種類もの生け花を披露しながら「花のある生活は心を豊かにしてくれる。花は心のビタミンです」と、人々の心を引き付ける花の魅力を語った。
假屋崎さんは、米国・クリントン前大統領来日や天皇陛下即位10周年記念式典で花の総合プロデュースを手掛けるなど活躍。テレビのバラエティー番組にも出演し、マルチな活動を展開している。
ステージでは、ピンクと紫の色使いのロマンチックな花、ハート形をかたどった愛の花など、独創的な感性で大作の生け花を次々と完成させ、観客から拍手と歓声が上がった。花を生けるごとに、假屋崎さんも衣装替えをしてビタミンカラーのシャツ、ベトナムの民族衣装など装いでも観客を楽しませた。
花が持つ魅力について假屋崎さんは「いつも知らず知らずのうちに花からパワーをもらう」と話し、「生け花は面倒、敷居が高いと思われるかもしれないが、自分の感性で生ければいい。花のある生活を豊かに楽しんでほしい」と締めくくった。7月10日 岐阜新聞
花のある生活は心を豊かにしてくれる
花は心のビタミン
知らず知らずのうちに花からパワーをもらう
ここ数年、仕事量も増えて、心のゆとりもなくて、枯れた花と土の入ったプランターをずっと中庭に置いたままにしていましたが、ある方が「好きなことをしてみたら」と言って下さり、今年は、高田屋伊東薬局の前にも、いくつかのプランターに花を植えてみました。
朝は、眠気覚ましに、花に水をやったり、夕方、疲れていても、たとえいやなことがあっても、無心で、枯れた花を摘んだりしていると、色んな方がお声かけして下さいます。
綺麗な花が咲いているのは、ガーデニング素人の私がいない時に、花好きの従業員達が、枝切りをしてくれているからです。
たぶん、きっと、こういうことだけじゃなくて、至らない私のために、皆が色んなことをしてくれていると思います。そうであっても、決して、恩着せがましいことを言うわけではないから、私の方が気づかなくてごめんなさいと言いたいくらいで、そんな場で働けることに、感謝しています。
明日は、薬局に飾る花を買いに行きましょうか。
東海北陸自動車道が、7月5日、全線開通しました。
休日を利用して、氷見(富山県)まで、海を見に連れて行ってもらいました。
荘川から白川まで、国道を通っていた時よりも、かなり、早く着きます。
海鮮館で、「きときと」の魚を頂いて帰ってきました。
とっても楽しかったのに、ドライブから帰ると、身体、特に下半身が冷え切っていました。
原因は冷たい飲み物の取り過ぎ、車のエアコンによる冷えです。
早速の対応策は、おなかを温める漢方薬、
半身浴、
生姜の甘酢漬けです。
「食物本草」より生姜について
生姜、味辛甘、気微温。
皮を去れば、則ち熱なり。
傷寒、頭痛、鼻塞、欬逆、上気を主り、肺に入り、胃を開き、脾を益し、風寒、痰嗽(痰湿が胃にあり、これが上がって肺を犯すためにおこる咳)を散じ、嘔吐を止むるの聖薬(神薬、霊験ある薬)なり。
神明に通じ(心の働きを高め)、穢悪(穢れや邪気)を去る。
病なきの人は夜間に食ふことなかれ。
蓋し夜は気は静なるを宜とす。
姜は能く気を動ずる故なり。
乾姜、味辛く温にして熱なり。
無毒。
胸膈、欬逆を主り、腹痛、霍乱(吐いたり下したりする症状)、脹満(ガスが溜まっていること)を止め、中を温む。
生姜は、大腸の働きを助け、大腸の窓である鼻、呼吸器の働きも助けます。また、腸に作用すると同時に胃の働きも助けます。
生のひね生姜である生姜より、薫製という工程を経て水分の抜けた乾姜は、さらに辛味や温める作用も強く、生姜の性が温であるのに対して、乾姜は熱です。私がのんだ漢方薬には、乾姜が入っていました。
生姜、乾姜は、温める作用があるので、おなかが冷えた方にはよく合うのですが、熱を持った人にはさらに温めることで加熱してしまうので、注意が必要です。
おかげさまで、体調はすぐに回復しました。
これからの時期、暑いからといって冷たい物の取り過ぎや冷房で、逆に身体が冷えてしまう方々が多くなることでしょう。そんな時は、どうぞ、お気軽にご相談下さいませ。
参考::李杲撰、中村璋八、佐藤達全著「食物本草」、渡邊武著「平成薬証論」
会社組織にしがみついた中年層。
信州大学経営大学院客員准教授でジャーナリストの三神万里子が著した『パラサイト・ミドルの衝撃−サラリーマン45歳の憂鬱』(NTT出版)による造語。
企業において40代までに重い責任と権限を経験できれば、経営感覚をもつ人材となり、それが企業の発展に結びつくことになる。しかし、そうしたポストにつけるのは少数の人たちで、それ以外の人は逆に組織にしがみつかなければ生活できないという現実を味わうことになる。その境目が45歳と三神は指摘する。責任も権限も与えられなければ、波風を立てずに退職まで組織にしがみついて過ごそうとするようになり、そのために企業の動きが遅れるようになるというものである。
そしてさらに悪いことに、そうした人たちは大組織に所属していることを実力とはき違えて、定年までその組織から飛び出そうとはしないから、さらに組織の力は停滞してしまう。 7月1日 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge
また、今日7月3日の日本経済新聞より。
厚生労働省は2009年度から、コンビニエンスストアなどでも風邪薬や鎮痛剤を一定の条件で販売できるようにする。改正薬事法の省令を整備し、来年4月の施行を目指す。インターネットやカタログを使ったビタミン剤の販売も解禁する。医薬品の効き目や副作用の強さが一目でわかるように、製薬会社には3段階の区分で表示することも義務づける。消費者にとっては医薬品の購入が便利になり、安全性の評価もしやすくなりそうだ。
医薬品の情報提供を拡充する改正薬事法は2006年に国会で成立した。小泉純一郎元首相の規制改革の一環で、医薬品の利便性や安全性を高めるのが狙いだ。ただ表示や陳列の仕方といった具体的な運用方法が決まっておらず、厚労省はその細目を定める省令づくりを急いでいる。
私も、世間で中年層といわれる年齢です。
薬局の一薬剤師にしかすぎませんが、現状に甘んじないように、日々精進し、コンビニで薬を買えるなら、薬局なんていらないよねと思われないよう、お客様の健康な身体作りに役立てるように、微力ながら、社会に貢献できるように、努めていきたいと思っております。