肝臓の主な働きは、
栄養の代謝、合成、貯蓄
解毒
胆汁の生成、分泌
体温を作ることです。

健康状態は、体力と体質のバランスで保たれています。

栄養不足やストレス、寝不足、働き過ぎなどによる体力低下時に、なんらかの症状が現れます。

この症状をなくすためには、
臓器、組織、器官の原料をしっかり採ること
肝臓の代謝アップ
末梢血流の改善

が、必要です。

コンクレバンは、肝臓機能に活力を与えるので、肝臓の疲れ、肝機能低下が原因で現れる症状に有効です。20071102191752.jpg


私は近視で乱視なのですが、疲れてくると、目がしょぼしょぼしたり、
さらに見辛くなったりします。

目は肝臓の窓。
目の疲れは肝臓の疲れが原因です。
そんな時は、コンクレバンを多めにのみます。

肝臓に栄養を与えると、目も明るくなります。

気になる症状のある方は、高田屋伊東薬局に、一度、ご相談下さい。
2008.06.30 Mon l おすすめ l top ▲
若く見えるポイントはヘモグロビン、笑顔、表情筋―。
資生堂は26日、60代以降で、実年齢より老けて見えてしまう女性の皮膚の特徴を発表した。
ヘモグロビン(Hb)の影響で血液が暗赤色になることと、筋肉の衰えから笑顔を上手に作りにくくなることが原因だと明らかにした。これらの症状改善につながる植物由来の成分も発見し、今後の商品開発に活用していく方針だ。
資生堂スキンケア研究開発センターの研究成果。実際より上の年齢に見られる60―70代の女性130人を対象に、視感評価や機械的・化学的皮膚計測を行った。その結果、老けて見える人は、実年齢相応に見える人に比べ、肌の明るさや透明度が低いことが判明。血液中で酸素と結びついたHbの割合が少ないことが理由だと突き止めた。
一方、表情についても調査。真顔より笑顔の方が若く見えることを明らかにした上で、表情筋と呼ばれる顔の筋肉が衰え、笑顔がうまくできなくなると分析した。6月27日 日刊工業新聞

上記の年齢層に限らず、若い年齢層でも、男性でも、顔がどす黒かったり、唇が暗赤色であったりする方がいらっしゃいます。
東洋医学的に言えば、瘀血(おけつ=ふるち)の症状です。
血液は心臓というエンジンに始まって、末梢に流れ、肝臓に戻り、心臓に循環していますが、血管外に出血したり、血管内でも固まってしまって、血液としての生理機能を果たせなくなったりした非生理的血液を瘀血(おけつ)と言います。
おなかのへその右下、あるいは左下が押さえると痛い方、手の平が赤い方、舌全体が紫色になったり、どす黒かったり、舌の裏の静脈が青黒い色であったり、さらに舌根部でつながっていたりする方も、瘀血があると思われます。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)という駆瘀血の漢方薬を服用していて、肌の色が明るくなったという方が、何人もいらっしゃいます。
瘀血(おけつ=ふるち)を取り除くのは、漢方薬の得意分野です。
詳しくは店頭にて。


2008.06.28 Sat l ニュースより l top ▲
らっきょう漬け


隣町の道の駅の野菜売り場で、洗いらっきょうを買い、早速、甘酢漬けにしてみました。

作り方は簡単です。
らっきょうを自然塩(今回、使用したのは海の精)で、好みの加減にして漬け、一晩置いて、出た水を捨てます。
そのらっきょうを熱湯消毒したガラス瓶に入れ、ひたひたの量の梅玄米酢を加えます。
梅玄米酢には蜂蜜が加わっていますが、胃腸の弱い方は蜂蜜を加えてみてもよいかと思います。

二週間ほど前に漬けたものが、店頭に置いてありますので、よろしかったら、味見して下さいませ。

らっきょうについて、医心方より
本草に云う。
味は辛にして苦。
性は温なり。
無毒。
金創(金属でけがした傷)、創敗(傷が化膿したもの)を主る。
身を軽くし、飢えず、老いに耐え、寒熱(悪寒発熱)を除き、温中し、病人を利すと。
拾遺に云う。
中(脾胃)を調え、久痢(長引いた下痢)癒えず、大腹(大腸)の内、常に悪しきを主る。
但、煮て多く之を食せと。
蘇敬の云う。
薤(かい・らっきょうのこと)に赤、白の二種有り。
白き者は補す。
而て美(美味)なり。
赤は金瘡(金属による傷)を主ると。
崔禹の云う。
食せば毛髪を長ずと。
孟詵の云う。
長く之を服せば神霊に通じ(神通力を得たようになり)、甚だ魂魄を安じ(精神がとても安定して明快になり)、筋力を続くべしと。

日本では、保健のための伝統食として、梅干しに次いで、大切な家庭常備食品とされています。
らっきょうは、人の上焦(胸部)を護り、過食過飲による泌尿器・胃・気管などのつかえや、肝胆の働きを助けるために有効だからです。
また、らっきょうは、辛味の食材で、皮膚や呼吸器、大腸の働きを助けます。
塩と酢と蜂蜜を加味するのは、らっきょう独特の臭味と刺激性を緩和して、抵抗なく、美味しく食べられ、肝・腎と脾胃の機能を助ける古人の知恵なのです。
らっきょうの甘酢漬けには、らっきょうが辛、塩漬けで鹹(苦汁の入った塩なら苦も)、酢は酸、蜂蜜は甘と、美味しく食べるために、五味が上手に配合されています。

参考:「医心方」巻三十・食養篇(丹波康頼・撰、槇佐知子・全訳精解) 、仁医「麻鳥」の漢方問答(日中医薬研究会出版委員会)
2008.06.27 Fri l 食養 l top ▲
新生姜漬け


今、市場で出回っている新生姜をスライスして、梅玄米酢に漬けました。

梅玄米酢は、宮崎県綾の大自然の中で梅を漬け込み、一年かけて熟成された玄米酢に、蜂蜜を加えてマイルドに仕上げたおすすめの一品です。

渡邊武薬学博士監修の食味食性表によると、生姜は辛温、梅玄米酢は酸温です。生姜のような辛温の食材は、皮膚や呼吸器の働きを補い、大腸を温め、その働きを助けます。梅玄米酢のような酸味を加えることで、生姜のぴりぴり感が緩和されます。
酸味は、肝臓、胆嚢の働きを助け、眼の疲れを取り、筋肉の疲労物質の代謝を促進しますが、取りすぎると、相剋関係で胃を傷めるため、酸味を取る時は、脾胃の働きを補う甘味を一緒に取る必要があります。梅玄米酢には、甘味の蜂蜜が入っています。

この時期、冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎや、冷房などで、おなかが冷える方は、おなかを温める新生姜を梅玄米酢に漬けて、召し上がるようにしてはどうでしょうか。とってもお手軽、簡単に作れます。

参考:渡邊武米寿著作集、日中医薬研究会資料

昨日6月24日(火)の健康講演会(郡上市美並町・大和町薬草教室、白鳥薬草教室主催)には、沢山の方々がお越し下さいまして、ありがとうございました。
標先生、講演会、今日の個人相談会、お疲れ様でした。この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

昨日の講演についてのご質問、お問い合わせは、高田屋伊東薬局まで。
店頭には、標先生がお話になった梅味噌、たまねぎの梅玄米酢漬けなどが、置いてございます。
2008.06.25 Wed l 食養 l top ▲
食物は、五味(酸:すっぱい、苦:にがい、甘:あまい、辛:からい、鹹:しおからい)に分類され、その中の酸味は、肝臓、胆嚢の働きを助け、眼の疲れを取り、筋肉の疲労物質の代謝を促進します。
しかし、酸味だけを取ると、相剋関係で胃を傷めるため、酸味を取る時は、脾胃の働きを補う甘味を一緒に取る必要があります。

梅玄米酢は、宮崎県綾の大自然の中で梅を漬け込み、一年かけて熟成された玄米酢に、蜂蜜を加えてマイルドに仕上げ、美味しく召し上がれるように工夫されたおすすめの一品です。

その梅玄米酢で青梅サワーを作りました。

青梅漬け


作り方は簡単です。
青梅1キロを洗い、水気を切ります。
熱湯消毒した瓶に、先程の青梅と梅玄米酢2本、アカシアゴールド蜂蜜(380グラム)1本を入れて、保存するだけです。

お飲みになる時、水などで、5〜6倍に薄めて下さいませ。

これから、暑い夏。のどが渇きます。冷たい飲み物が欲しくなります。
どこに行っても、ジュースの自動販売機やコンビニエンスストアがあり、新製品も目について、ついつい手が出てしまいます。
ですが、清涼飲料水には、糖はそのうち10%含まれているといわれています。糖の沢山入った清涼飲料水をがぶ飲みしていると、血糖上昇によるのどの渇きで、さらにがぶのみするという悪循環に陥ります。また、糖の摂りすぎはカルシウムの排泄量を増やすことになり、さらに、清涼飲料水には酸性度の強い飲料が多く、歯を浸しておくと歯が溶けることが知られています。

現代人は、水分も、脂肪も、糖も、取り過ぎる傾向にあるようです。
手軽な清涼飲料水の量を減らして、青梅サワーを飲んでみませんか。
肝の働きも助けてくれます。
無糖の炭酸水で割っても、なかなかの美味しさです。

参考;渡邊武米寿記念著作集、日中医薬研究会資料
2008.06.24 Tue l 食養 l top ▲
ご無沙汰している方から、赤紫蘇の苗を頂戴しました。ありがとうございます。
さっそく、鉢に植え替えました。大事に育てます。紫蘇


欧米の肉食と脂っこい食物を摂る民族では、ハッカやタイム、セージなどの高い香りと刺激の強い味覚のハーブ(香辛料植物)がスパイス(調理用香辛料)として常用されていますが、魚肉や豆腐、味噌など淡白な植物性蛋白を常食とした日本のハーブは、紫蘇のようなマイルドな香味が日本人の嗜好に合い、賞用されています。
芽紫蘇、穂紫蘇、葉紫蘇として生食し、乾葉は香煎などに常用し、梅干にはその香味で酸気を緩和するため、欠かせない薬味の代表です。
葉や穂に衣をきせた揚げ物は、夏から初秋の爽やかな庶民的味覚で、穂や実は塩漬、味噌漬、つくだ煮に利用され、葉の塩漬は、桜やシュンランの花漬けのように、白湯に入れて飲みます。
紫蘇は中国原産の一年草で、春播きして夏秋に茎葉と子実を収穫します。江蘇、浙江、安徽の諸省に主産していますが、日本では既に平安時代から、各地で産出したことが『延喜式』にのこされています。
チリメンジソ(紫蘇)は葉の両面が紫紅色のもので、表面が青緑色の品種をカタメンジソ、表裏とも青緑色の品種をアオジソ(白蘇)と呼ぶが、薬用には古来もっぱら、両面とも紫紅色のチリメンジソを賞用しています。
紫紅色はアントラキノン色素のシアニンと、そのパラクマル酸エステルで、酢にとけて濃い紅紫色となります。これを応用して、紫蘇葉を梅酢に漬けて赤く染め、小梅をつつみ、砂糖漬にして甘露梅がつくられています。
漢方では、紫蘇は乾葉と種子を薬用とし、芳香性健胃整腸、発汗、解熱、鎮咳、痰、鎮痛薬として、魚肉の中毒や気管支炎、胃腸炎、消化不良に応用されます。
およそ紫蘇のように本草で薬性を「辛温」と規定する薬物は、体表と消化管、気管の粘膜の血行を促進し、身体の表裏を温める作用があり、鬱陶しさをはらし、湿気を追い、防腐・防カビと殺菌作用があり、したがって皮膚や頭髪と呼吸器の働きを補い、大腸の働きを促進し、食べる化粧料とも温泉ともいえます。
紫蘇の香味成分を代表するシソ油は、20グラムで醤油180リットルの防腐力があることが実証されていて、近代科学上からもその効果を裏づけています。
シソ油の成分の大半は、シソアルデヒドで、シソアルデヒドのアンチオキシムは、現在まで知られた甘味質中、最も甘味の強い成分で、砂糖の2000倍の甘味があります。
資源不足の戦時中には、シソ糖として砂糖の代用としましたが、加熱によっても、唾液でも分解して、刺激性が強いので、調味料には適さず、煙草などの添加甘味料に使われています。
漢方薬の原典ともいわれる後漢の『金匱要略』には「半夏厚朴湯」と呼ぶ名方があります。
咽喉に物がつまったような異和感を訴え、気分が重く、ふさぎ込み、めいるような気持ちを解除する神経症の名薬で、発作性心悸亢進、不安感、気鬱、ノイローゼ、ヒステリーに賞用されています。
紫蘇を風邪薬に応用した薬方に、中国・宋時代の『和剤局方』の「香蘇散」があります。
神経質で胃腸の弱い人の風邪の初期に有効で、陳皮、香附子、乾姜、甘草と共に配合し、この五味を細末として食塩を加えた白湯で服用する、緩和な発汗・解熱薬です。(渡邊武著「薬草百話」 より)

昨日は、じめじめして鬱陶しかったので、お香を焚いて、掃除をしました。花の花
香りに癒され、適度に身体を動かしたら、ちょっとすっきりしました。
このような時に、スパイスやハーブの入った食事を摂るのも、よいでしょう。試験日が近づいて、ストレスのたまっていた高校生の長女のリクエストはキムチ鍋でした。長女は、冷えておなかの痛くなるタイプです。たっぷり食べて、腸を温めて、適度に汗をかいて、いろんな話をして、寮に戻っていきました。

気がめいる時、いらいらした時、なにか鬱陶しい時、気分のすぐれない時に、敬震丹をのんでみませんか。
敬震丹(けいしんたん)には香りの強い成分を多種類、また量も多く配合されており、気を回らせ、全身の体調を整え、効果をあらわす古くからの和漢薬製剤です。
口の中でかみ砕き、香りをかぐことで、さらに効果が期待できます。敬震丹


明日6月24日(火)午後6時半より、郡上市大和生涯学習センターで、健康講演会(郡上市美並町・大和町薬草教室、白鳥薬草教室主催)が開催されます。
講師は、ヒロ野草研究所・所長 標(しめぎ)ヒロ先生で、演題は「病気は自分で治すもの、野草で解毒」です。
入場無料、皆様お誘いの上、お気軽にお越し下さいませ。
2008.06.23 Mon l お伝えしたいこと l top ▲
今日は、二十四節気のひとつ、夏至です。

夏至は一年で昼の長さが一番長い日です。この時期は北の地方ほど、昼の長さが長く、北極に近い地方では、太陽が一日中沈むことがない「白夜」が起きるほどです。
南北に長い日本列島でも、北へ行くほど昼の長さが長くなっています。
例えば、北海道最北端の地・稚内では昼の長さが15時間41分で、午前4時前から日が上り、夜7時を過ぎてようやく日が沈みます。
南へおよそ1000キロ離れた東京は14時間35分で、稚内に比べると1時間あまり短くなります。
沖縄で一番南に位置する与那国島は13時間40分で、東京より1時間、稚内より2時間短い計算です。(yahoo!天気情報豆知識より)

サマータイムについて、中日新聞の記事より
夏の間、時計の針を一時間進める「サマータイム制度」。
導入する法案が今国会に提出される動きが一時高まったが、結局見送りになった。これまでも省エネや豊かなライフスタイルにつながるなどの理由で、政府や一部議員らが導入を検討してきたが、「健康問題に影響が出る」「労働時間が延びる」といった懸念が解消されていないようだ。
サマータイム(夏時間)は、日の出時刻が早くなる夏やその前後に時計を一時間進めることで、明るい時間を有効活用する制度。欧米諸国をはじめ世界で70カ国以上が導入している。
夕方の明るい時間が増えることで、照明を使わずにすむなどの省エネのほか、経済効果、余暇の拡大、家族の触れ合い、交通事故の減少などが期待される。一方で、変更時の混乱、睡眠問題、残業時間の増加、交通信号機の調整の費用などが心配されている。
実は日本でも、連合国軍総司令部(GHQ)の指示により1948年から導入された。だが、労働強化につながったなどとされ1952年に廃止。第二次石油ショック以降にも政府内で何度も議論され、滋賀県が2003年、札幌商工会議所が2004〜2006年にそれぞれ実験したことも。日本経団連も導入を求めてきたが、法制化には至っていない。
ここに来て、2004年に結成された衆参超党派のサマータイム制度推進議員連盟が先月、導入法案の国会提出に向け活動を再開。7月に開かれる北海道洞爺湖サミットがきっかけで、地球温暖化対策が主要議題となるため、導入を表明することで世界にアピールする狙いだった。
省エネ効果については、住環境計画研究所が2005年4〜10月を対象にした試算では、家庭用照明の電力需要が原油換算で42万キロリットル減少し、冷房需要がわずかに増加したものの、業務用の照明・冷房需要の減少などを合わせ、計91万キロリットル減少。二酸化炭素(CO2)の削減効果は39万トン(炭素換算)だった。
経団連は昨年8月、職員を対象にサマータイムの実験を行い、冷房の使用減少などで電力量は約5%減少した。
こうした導入の動きに対し、医療関係者や弁護士らは反対の声を上げている。
日本睡眠学会は今月5日、導入反対の声明を出した。
▽睡眠や生体リズムに悪影響を与える恐れがあり、健康弱者にはつらい
▽医療費の増加や経済的損失による増エネルギーの可能性がある−などと主張。
同学会は「省エネ効果がほとんど期待できず、健康への悪影響による経済的損失は1200億円以上」としている。
また、日本労働弁護団も、長時間労働の規制が不十分な現状では、労働時間の増加につながるとして導入を疑問視。省エネ効果も、同弁護団の鴨田哲郎弁護士は「科学的に実証されていない」と指摘している。
導入反対が根強い中、自民党は「党内の意見が整っていない」などとして10日、今国会への提出見送りを決めた。
浮かんでは消える導入論だが、日本総合研究所の松村秀樹主任研究員は「導入のプラス面もマイナス面もそれほど大きくないと考えられ、やってもいいとか、時計の針の切り替えが面倒というぐらいの認識の人も多いのでは。導入するなら、目的を絞り、環境面の効果を打ち出すべきだ」と話している。(6月16日 中日新聞)


黄帝内経素問・四気調神大論篇では、夜は少し遅くに寝ても、早起きし、夏の日の長さや暑さを厭うことのないようにと、記されています。
早起きをして仕事の時間に充てなさいという意味でしょうか。

サマータイムが導入されたとして、日本人が就業時刻を終えた夕方を余暇にうまく利用できるとは、とても思えず、実質的な早出、日没後の残業で、実働時間が長くなるような気がしてなりません。
せっかく、早起きしても、仕事に出かける時刻が早まっているので、朝日を浴びたり、まだ暑くなる前の外気に触れたり、花が開く様子を愛でたりするゆとりがなくなってしまうでしょう。
朝の貴重な短い時間がなくなることを想像しただけで、息が詰まりそうになります。
それでは、その分、もっと早く起きてはという考えもありますが、朝の弱い者にとっては、大変厳しいことです。
今日は、講習会に出かけたいので、夕べは、その日のうちに仕事を済ませようと、遅くまで起きていることになりました。今朝の起きづらいこと。
サマータイムでは、前の日の疲れを残したまま、仕事にむかうことになり、疲労が蓄積しそうです。

夏は、花が満開になるのと同じように、体内の陽気を外に向けて発散するようにしていないと、心気(心の機能活動:血液の運行や中枢神経系統のある種の機能)を傷め、秋に痎瘧(かいぎゃく)(おこり、二日毎に発作をおこす瘧)になり、秋の気候に適応しにくく、冬になると重ねて病むことになると、黄帝内経素問・四気調神大論篇に書かれています。

サマータイムの導入は、病気をつくるように思えます。

参考:「現代語訳・黄帝内経素問」(東洋学術出版社)、「漢方用語大辞典」(燎原)


2008.06.21 Sat l お伝えしたいこと l top ▲
立山のかぶさる町や水を打つ 普羅

「週刊日本の歳時記11」の俳人ものがたりは、前田普羅についてでした。
普羅は、報知新聞富山支局長に赴任し、富山の自然に触れました。

立山を見て居ると其の日の腹立たしい事は一時に解消される。
「立山あり、何をか思はんや」とは、毎日毎日垣根に来ては繰り返へした言葉である。(前田普羅「俳壇自叙伝」より)


また、今週発売の「週刊現代」では、「地方分権の時代にわが故郷を語る」という記事で、富山出身の藤子不二雄A氏が、このようにおっしゃっています。

俯いていると見えない立山連峰が、目を上げると雄大にそびえ立っていた。
その雄々しい姿を見ると、下らないことはすべて忘れて、気持ちが大きくなったことを覚えている。


少年時代
ちょっと落ち込むことがありましたが、思えば、ほんの些細なことでした。

その夜は眠れないかしらと思っていたのですが、青空に映える立山連峰の写真を眺めて、日水清心丸をのんだら、眠れるようになりました。

美しく雄大な立山連峰が見られるように(実際は見られる場所にいないけど)、
今日も、明日も、顔を上げて過ごせますようにと、思い直すことができました。
2008.06.19 Thu l ひとりごと l top ▲
「足が痛い。」と訴える中学二年生の次女を、整形外科で診てもらいました。
レントゲン検査により、左側の脛の骨の疲労性骨折、治癒の段階であると診断されました。
疲労性骨折とは、骨の一部に微細な外力が繰り返し作用することによって起こる骨折です。(大辞林より)
次女は、バドミントン部に所属して、練習に明け暮れていました。
整形外科の先生のお話では、痛くて歩けなくなることもあるとのことですが、どうして、今まで、痛がらなかったのでしょう。そして、自然に治ろうとしていたのでしょう。

以下は、私の推察です。
次女は、アレルギー性鼻炎の予防と、にきびの治療のため、ルミンAを服用していました。
細胞賦活用薬ルミンAは、マクロファージを刺激して強化し、身体の免疫系の活動を最高の状態にする薬です。20070219180439[1]

免疫機能を刺激して強化し、自然治癒力を高めます。次女のアレルギー性鼻炎にも、効果があったようです。
また、身体から老廃物質やウイルス、細菌など異物を排除して、炎症やけがの修復を早めます。ルミンAでアクネ菌を排除しようとしたわけですが、にきびには、きちんとした洗顔も重要です。

ルミンAは、戦時中、凍傷や創傷、火傷などに対する軍の機密薬として利用されていたと言われています。
次女が、別の目的で服用していたルミンAが、本人も気付かないうちに、炎症を抑えて、骨の修復に一役かって、疲労性骨折が治っていったのだと思われます。
2008.06.18 Wed l おすすめ l top ▲
6月24日(火)午後6時半より、郡上市大和生涯学習センターで、健康講演会(郡上市美並町・大和町薬草教室、白鳥薬草教室主催)が開催されます。
講師は、ヒロ野草研究所・所長 標(しめぎ)ヒロ先生で、演題は「病気は自分で治すもの、野草で解毒」です。
入場無料、お気軽にお越し下さいませ。

25日(水)は、高田屋伊東薬局隣の白鳥町上本町コミュニティセンターで、標(しめぎ)ヒロ先生への個人相談の場を設けます。
予約制となりますので、ご希望の方は、高田屋伊東薬局まで、お電話下さいますよう、よろしくお願い致します。
2008.06.14 Sat l イベントのお知らせ l top ▲
壮快7月号

「壮快]7月号に、このような記事が掲載されていました。

「日頃から、抗酸化食品(組織や細胞に対する毒性が強い活性酸素を無毒化する働きのある食品)を摂取しておくと、一過性脳虚血(血栓などが一時的に脳の血管に詰まる)時に起こる脳のダメージをおさえる効果がある」
このほど、城西大学薬学部医療栄養学科の日比野康英教授の研究チームが、LEM(シイタケ菌糸体培養培地抽出物)を用いた動物実験で、食品の持つ新たな可能性を明らかにし、三月に横浜で開催された日本薬学会第128年会で発表しました。


高田屋伊東薬局では、シイタケ菌糸体培養培地抽出物(LEM)の入った商品を取り扱っております。
くわしくは、店頭にて。
2008.06.12 Thu l お伝えしたいこと l top ▲

酢について、「医心方」より

本草に云う。
味は酸にして、性は温なり。
無毒。
癰腫を消し、水気を散じ、邪毒を殺すを主ると。

拾遺に云う。
酢は破血し、運りを止める癥の堅積せる塊を除き、宿食を消し、悪毒を消し、結気、心中の酢水、淡飲を破る。
多食すれば筋骨を損じ薬を殺すと。

孟詵の云う。
多食は人の胃を損ず。
諸の毒気を消し、邪毒を殺す。
婦人の産後の血暈には、之を含め。即ち癒ゆと。


食物は、五味(酸:すっぱい、苦:にがい、甘:あまい、辛:からい、鹹:しおからい)に分類され、その中の酸味は、肝臓、胆嚢の働きを助け、眼の疲れを取り、筋肉の疲労物質の代謝を促進します。
しかし、酸味だけを取ると、相剋関係で胃を傷めるため、酸味を取る時は、脾胃の働きを補う甘味を一緒に取る必要があります。

高田屋伊東薬局のおすすめは、天然醸造玄米酢に梅と蜂蜜を漬け込んであり、甘味を加えることによって、酸味がマイルドになっている
梅玄米酢
です。うめげんまいす

これからの季節には、青梅サワーを作ったり、らっきょうやスライスした新玉ねぎを漬けたりと、色々活用できます。

参考:「医心方」巻三十・食養篇(丹波康頼・撰、槇佐知子・全訳精解)
2008.06.11 Wed l 食養 l top ▲
今年も、青梅が出回る季節となりました。
南高梅が手に入ったので、青梅サワーを作りました。
梅(洗ってヘタを取ったもの)1キロ、梅玄米酢(720ミリリットル)2本、アカシアゴールド蜂蜜(380グラム)1本をガラス瓶に入れます。1週間くらいしたら、飲めます。
去年作ったものは、水、炭酸水などで薄めて、飲み切りました。

梅実について、「医心方」より
「本草」に云う。
味は酸、性は平、無毒。
気を下し、熱と煩満を除き、心を安んじ、肢体の痛み、偏枯、不仁、死肌を主り、青黒誌(痣)、悪疾を去り、下利、好んで唾はき乾くを止むと。

蘓敬の注に云う。
筋脈を利し、痺を去ると。

崔禹の云う。
味は酸、性は大温なり。
肝、心を安じ、気を下すを主ると。

孟詵の云う。
之を食せば悶を除き、神を安ずと。

七巻経に云う。
味は酸、性は平なりと。

渡邊武薬学博士監修の食味食性表では、梅は酸平と分類されています。

また、渡邊武先生は、梅について、このようにおっしゃっています。

天然醸造玄米酢に梅と蜂蜜を漬け込んだ梅玄米酢アカシアゴールド蜂蜜で、青梅サワーを作りませんか。

参考:「医心方」巻三十・食養篇(丹波康頼・撰、槇佐知子・全訳精解)
渡邊武・古稀著作集「薬草百話」(渡邊武著)
2008.06.10 Tue l 食養 l top ▲
猛女とよばれた叔女「猛女とよばれた叔女」斎藤由香著・新潮社

齋藤茂吉の妻にして北杜夫の母である輝子。その波瀾の生涯。
明治28年生まれの輝子は、大病院のお嬢様として乳母日傘で育ち、9歳で齋藤茂吉と婚約。
一流を好みながら贅沢を嫌い、権威をものともせず、明治女の気骨をもって関東大震災、東京大空襲などの困難を毅然と乗り越えた。
茂吉を看取ってから海外旅行に目覚め、89歳で亡くなるまでになんと世界108ヶ国を旅した。
気高く烈しく送った生涯を人気エッセイストである孫娘が綴る傑作評伝。(BOOKデータベースより)

本の帯に、「どうしたら、おばあちゃまのように強く生きられるのですか?」という問いかけが書かれています。
この本を手に取ったほとんどの方の気持ちでもあると思います。

肝が据わるという言葉がありますが、五臓のひとつである肝は謀慮を主るといい、肝はある種の高等神経の機能と関係があり、肝気が不足すると驚き、恐れやすくなります。
また、六腑のひとつであり、肝に附いている胆は、内に胆汁を蔵し、胃の消化を助けますが、胆も中枢神経に関与しており、胆気が不足すると、怯え、ためいきをつき、考えてばかりで決断に欠くようになります。

肝が据わるとは、落ち着いていてめったなことには驚かない、度胸があるの意です。辞書には、胆(たん)が据わるとも書かれています。(大辞泉より)

齋藤輝子さんは、まさに肝が据わった方。

関東大震災、東京大空襲などの苦境での気持ちのもちよう、判断力、晩年の海外旅行での行動力などを知ると、日常の小さなことで、くよくよしたり、落ち込んだりする私は、ただ敬服するばかりです。
悩みを抱えている方も、ぜひ、ご一読を。
なんで、こんなことで、くよくよしたり、落ち込んだりしてるんだろうって気分になりますから。

参考:「漢方用語大辞典」(燎原)
2008.06.08 Sun l l top ▲
昨年より20日早く 気象庁は2日、関東甲信、東海、近畿の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
関東甲信は平年より6日早く、昨年より20日早い。東海は平年より6日、近畿は4日早く、いずれも昨年より12日早い。
この日の東京は朝から厚い雲に覆われ、昼過ぎから時折雨がぱらついた。気象庁によると、太平洋高気圧が勢力を増し、台風5号による南風も影響して梅雨前線が北上。関東甲信が13年ぶりに九州北部より、また3年ぶりに中国地方より早く梅雨入りした。
6月2日 読売新聞

今朝は、雨音と寒さで、目が覚めました。
台風も近づいているようです。

こんな時は、心もじめじめしてしまいます。
そんな時、敬震丹(けいしんたん)敬震丹
を口の中でかみ砕いて服用されることをおすすめします。

イライラした時
気分が落ち込んだ時
シャキっとしたい時
眠れない時

相反する症状のように思われますが、敬震丹(けいしんたん)は、そんな症状をやじろべえが倒れずに立っていられるように調節してくれます。

敬震丹(けいしんたん)には香りの強い成分を多種類、また量も多く配合されております。
気を回らせ、全身の体調を整え、効果をあらわす古くからの和漢薬製剤です。
口の中でかみ砕き、香りをかぐことで、さらに効果が期待できます。

敬震丹(けいしんたん)は麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)などの動物生薬とサフラン、人参、沈香、丁子などの植物生薬を合わせ、十四種の生薬を配合されており、原料和漢薬のもつ作用により次の症状に効き目をあらわします。
効能:気付け、動悸、息切れ、胃腸虚弱、消化不良、食欲不振
2008.06.03 Tue l おすすめ l top ▲
平素、高田屋伊東薬局をご愛顧下さり、誠にありがとうございます。

営業時間を以下のように変更しました。

営業時間:9時〜19時

定休日は日曜日です。講習会、勉強会に参加していることが多いです。

今まで通り、皆様の健康な身体作りに役立つよう努めて参りますので、これからも宜しくお願い致します。







2008.06.02 Mon l お伝えしたいこと l top ▲
岐阜市柳ヶ瀬通りのシネックスホールにて、絵手紙講師・横山寿美子先生主宰の「絵手紙展 and 水彩画展 又 逢えるね きっと」が開かれており、先生や多くの生徒さん方の作品の展示されています(6月3日まで)。

先生の有り難い計らいで、うちの小学校四年生の子供の「葱」、作品葱
「蚕豆(そらまめ)」作品そらまめ
の二点の絵も、飾らさせてもらいました。
日頃のご指導、心より感謝致します。

葱について、「医心方」より。
「本草」に云う。
葱の実の味は辛、性は温、無毒なり。
目を明らかにし、補中不足を主る。
茎は傷寒、寒熱、汗出ゆるもの、風に中(やぶ)れたるもの、面目腫れたるもの、喉痺により通ぜざるを主り、胎を安(やすん)じ、肝の邪気を除き、五臓を利し、百薬の毒を殺す。
根は傷寒、頭痛を主る。

「崔禹」の云う。
其の茎の白き者は性は冷なり。
青き者は性は熱なりと。

「七巻経」に云う。
味は辛、性は温なり。
食すべからず。
人の心気を傷ると。

心気(心の機能活動:血液の運行や中枢神経系統のある種の機能)

葱のような食味が辛、食性が温の食材は、肺や大腸の働きを助け、身体を温めます。

蚕豆(そらまめ)については、 先日、このブログで、書きました。

参考:「医心方」巻三十・食養篇(丹波康頼・撰、槇佐知子・全訳精解)
2008.06.01 Sun l イベントのお知らせ l top ▲