
水仙の花も、美しく咲いていました。

ひるがので、あずきな(なんてんはぎ)を買ってきました。小葉がなんてんの葉に似ていることからこの名前があるそうです。また、茹でると、小豆の香りがするところから、あずきなとも呼ばれているそうです。添えられたリーフに書いてありました。
早速、さっとゆがいて、海の精・生しぼり醤油を使って、おひたしにして頂きました。
「吉兆」の創業者である湯木貞一氏は、
「料理の道に携わる者が踏みはずしてならぬ掟は、
まず季節を守ること、
旬を大事にすること、
つまり、便利すぎて調子に乗らぬことです」
という言葉を遺されました。(「吉兆料理花伝」より・新潮社)
高田屋は薬局ですし、ブログ執筆者も薬剤師ですが、
「食は大薬」ということからも、重みのある言葉であると思います。
誰もが、食事をとるのですから、誰もに当てはまることです。
五味調和の表を見ると、旬の夏に美味しいなす、きゅうり、メロン、トマト、西瓜などは、五味五性が甘寒で、脾胃の働きを補い、身体を冷やす性質があります。
また、夏に取れて、沖縄など南国でよく食されているゴーヤや夏の暑さを忘れさせてくれるほど美味しいビールは、五味五性が苦寒で、強心、消炎、止血、解熱、鎮痛、利尿の作用があり、心臓がオーバーヒートした時や血液障害などの身体の熱を冷ます性質を持っています。
スーパーに行けば、なんでも手に入る時代ですが、特に郡上地方ではまだまだ寒い今の時季、きゅうりやトマトなどを多食したり、ビールを多飲したりの生活でいると、知らず知らずのうちに、身体を冷やすことになります。
そして、身体を冷やす食材を頂く時には、夏の季節をはずれている時は勿論(できれば、なるべく控えめに)、夏も冷房で身体は冷えていることが多いので、身体を温める辛味のものを添えるようにしましょう。
参考:渡邊武著「米寿記念著作集」

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