桜の開花が遅くなるか早くなるかは、冬の低温と春先の高温に左右されます。

桜は、花の元になる花芽を夏につくり、秋になると休眠に入ります。花芽は、冬の低温に一定期間さらされると、休眠から目覚めます。これを休眠打破といいます。

その後、花芽は、気温が高くなるにつれて、生長し、開花します。冬が寒く、春先が暖かいほど、花芽の成長が早く、開花が早まります。( Yahoo!天気情報豆知識より)

奥美濃白鳥では、桜の開花はまだまだですが、東京は、既に桜が満開だそうです。

この冬の西日本は、寒さが必要な昨年11月から今年1月に気温が十分に下がらず、気温の上昇でつぼみが膨らむはずの2月の気温も平年より1度低く、そのため、西日本の開花は遅めとなり、一方で気温の変動が比較的開花に支障をきたさなかった東日本から東北では早咲きが際立つ傾向となっているということです。(3月29日 毎日新聞より)

DVD「夕凪の街 桜の国」を観ました。「感動しました!!!」という言葉だけでは、申し訳ないくらいです。日本映画批評家大賞作品賞、キネマ旬報ベストテン、麻生久美子さんの報知映画賞、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞の主演女優賞など、素晴らしい作品で、素晴らしい演技が評価されていますが、画面いっぱいに映し出された満開の桜が一層、感情を高めます。子供達にも観せたいです。
夕凪の街 桜の国

2008.03.30 Sun l ひとりごと l top ▲
日常の平均的な活動レベルが低下するだけで、糖尿病や心疾患、さらには若年死のリスクが増大することがデンマークの新しい研究で明らかになった。このような変化は、活動レベルの低下からわずか14日で現れてくるという。

米医師会誌「JAMA」3月19日号掲載の研究によると、健康な男性が日常の活動を減らすと、血液中のインスリン値が劇的に上昇するほか、糖尿病や心疾患リスクの増大を示唆するC-ペプチドおよびトリグリセライド(中性脂肪)などの血液因子の値も上昇することが判明。研究著者の炎症代謝センター(コペンハーゲン)Rikke Krogh−Madsen博士は「体重が増加することなく代謝障害が認められた点が特に興味深い」と述べている。
また、
今回の研究は、糖尿病の家族歴のない健康な若年男性18人を対象としたもの。全員喫煙はしておらず、週2時間を超える定期的な運動プログラムへの参加もしていなかった。これら被験者を8人と10人の2グループに分けて検討した。

第1のグループは、平均年齢27歳、平均BMI(ボディー・マス・インデックス)は22.9で、研究開始前の1日の平均歩数は6203歩であった。歩数を減らすため、短距離の移動でも徒歩や自転車ではなく自動車を利用し、階段ではなくエレベーターを利用するよう指示したところ、研究期間中の平均歩数は1394歩に減少した。2週間後、血液中インスリン値に約60%の上昇が認められた。このことは、食物からエネルギーへの変換プロセスが効率的に働いていないこと、食物に含まれる糖分を代謝するためのインスンスリン産生の増加が必要なことを示唆している。

第2のグループは、平均年齢23.8歳、平均BMIは22.1。研究開始時の1日の平均歩数は10501歩であったが、2週間後の平均歩数は1344歩とほぼ90%減少した。このグループでも、2週間後のインスリン値は約60%上昇した。また、同グループでほかの影響についても調べた結果、心疾患の危険因子も増大することが判明。トリグリセライド値が上昇したほか、体重は変化していないにもかかわらず腹部脂肪が7%増大したという。

「日々の活動量が減少すると、代謝の変化が誘発され、慢性疾患や若年死につながる」と研究グループは述べている。しかし、逆に数週間活動量を増やせば、体重に変化がみられなくとも糖尿病や心疾患のリスクを軽減させることができることから、専門家は歩数計を装着して自分の1日の歩行量を把握することを勧めている。1日1万歩が目標だが、5000歩に達すれば十分な効果が得られるという。HealthdayNews 3月18日


奥美濃白鳥も暖かくなってきました。暦の上では、既に春でしたが、ふきのとうが顔を出し、梅の花がほころぶようになって、ようやく春を感じるようになりました。冬は閉蔵の季節で、陽気が伏し、万物が皆、潜み蔵する時季でした。暖かくなってきたことですし、そろそろ、動き出しましょうか。
ザ・万歩計
「鹿男あをによし」原作者の万城目学さんのエッセイ「ザ・万歩計」を読んでいます。「オニを遊ばせ鹿に喋らせるマキメ・マナブのマーベラスな日々」と帯には書かれています。「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」など、史実とフィクションを組み合わせ、読み出すと引き込まれてしまう小説を書かれる万城目学さんのエッセイも、とてもユーモラスなものでした。また、「万歩計」という言葉が、「マジックインキ」と同様に登録商標であることを初めて知りました。

参考:「漢方用語大辞典」燎原
2008.03.29 Sat l ニュースより l top ▲
大豆などに含まれるイソフラボンの血中濃度が高い女性は、低い女性に比べて乳がんになる危険性が約7割低いことが、厚生労働省研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。特定保健用食品などによる過剰摂取の問題も指摘されているが、研究班は「食事から摂取する限り、多い方が乳がんの危険が低下すると考えられる」と説明している。

研究班は、90年と93年に登録した9府県の女性約2万5000人を02年まで追跡。このうち、乳がんを発症した144人と、発症しなかった288人(発症したグループと年齢構成や居住地域の分布がほぼ同じになるように選定)の計432人を対象に、イソフラボンの成分のうちの「ゲニステイン」と「ダイゼイン」の血中濃度と発症の危険性を分析した。

ゲニステインの血中濃度別に4グループに分けたところ、濃度が最も高いグループの乳がん発症の危険性は、最も低いグループの0・34倍だった。閉経前の女性だけで比較すると、最も高いグループは最も低いグループの0・14倍だった。

研究班の岩崎基・国立がんセンター予防研究部室長によると、ゲニステイン濃度が最も高いグループは、食事でイソフラボンを1日当たり46・5ミリグラム、豆腐に換算すると約100グラム摂取していたという。

一方、ダイゼインについては、濃度と発症の危険に関係は見られなかった。3月25日 毎日新聞

ケアリプラ
ケアリプラは、アグリコン型大豆イソフラボンが配合されており、ゲニステインの量が多い商品です。
2008.03.26 Wed l ニュースより l top ▲
おかげさまで、子供の怪我がだいぶよくなりました。ありがたいことです。

化膿の心配がなくなったので、抗生剤の入った軟膏をやめて、傷口に紫雲膏(しうんこう)を塗り、ガーゼをあてております。

紫雲膏は、江戸末期の名医・華岡青洲(はなおかせいしゅう)が処方した漢方の軟膏で、「外科正宗」に収載されています。

有効成分シコニン、アセチルシコニンなどを含有しているシコンには、解毒、抗菌、抗炎症作用があります。とくに肉芽形成を促進しますので、患部の治癒を早め、皮膚をなめらかにします。別名で、「潤肌膏(じゅんきこう)」ともいわれています。低刺激性の軟膏として、やけどや外傷などに効果があります。

紫雲膏100gは以下の成分を含んでいます。(紫雲膏1gは原生薬約1.37gに相当)
シコン・・・10.74g
トウキ・・・7.16g
ゴマ油・・・89.53g
ミツロウ・・・26.86g
トン脂・・・2.69g

効能:火傷(やけど)、外傷、ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、かぶれ、痔核による疼痛、肛門裂傷

傷がきれいに治るだけでなく、便が硬くなって、切れ痔になった、ステロイド剤を使うのはどうかという時にも、効果があります。

紫雲膏は、シコンの成分の色で、軟膏は赤紫色をしています。洋服や下着を汚してしまいますので、お気をつけ下さいませ。
2008.03.25 Tue l おすすめ l top ▲
春分は二十四節気の一つで、この日、太陽は真東から出て真西に入り、昼夜の長さがほぼ等しくなります。春の彼岸の中日にあたります。(大辞泉より)

午前中、お墓参りに行ってきましたが、風が強く、音を立てて吹いていて、寒かったです。お墓の近くには、「熊出没注意」に看板が立っていましたが、無事、帰ってこられました。

遊びに行って怪我をした息子の傷に消毒後、抗生剤の入った軟膏を塗り、ルミンAをのませました。

ルミン
ルミンAは、異物排泄機能を高める薬剤です。また、炎症を取る薬剤です。そして、体質を改善する薬剤でもあります。

どうか、ルミンAがマクロファージに働きかけて、傷を治してくれますように。
2008.03.20 Thu l ひとりごと l top ▲
昨日は、ぽかぽかと暖かく、ドライブにでも行きたい気分だったのに、今日は、この地方で言う「さぶあめ」の日になりました。

寒い冬が終わり、暖かくなるとともに、天気は周期的に変わるようになってきました。
春は、晴天が長く続かないことを表して「春に三日の晴れなし」という言葉があります。
この言葉は当たっているのか、東京の過去十年のデータを用いて、二月、三月、四月がどれだけ、晴天が続くかを調べてみたところ、二月は冬型の気圧配置が続いて、4.7日と晴天は長く続きますが、暖かな春の三月、四月は2.5日と、3日続きません。まさに、春に「三日の晴れなし」です。(3月18日Yahoo!天気豆知識より)

寒暖の変化に対応できず、風邪をひく方が多くなっています。私も、先週末、暖かい京都に行って、理が開きかけて、寒い奥美濃白鳥に帰ってきて、寒さと疲れで、風邪をひいたようです。

今日こそは、生姜の蜂蜜漬けに熱湯を注いで飲んで、早く、休みたいと思っています。

日経ヘルス2月号より。
蜂が自分達の保存食として作り出す蜂蜜を、人類は一万年以上も前から食べてきました。抗菌・防腐作用を持ち、古代エジプトでは、ミイラの防腐にも使われていました。

「糖質が約80パーセント。高濃度の糖質による浸透圧で腐敗しない。また、含まれる酵素の働きで生じる過酸化水素は抗菌力を発揮する」と、玉川大学ミツバチ科学研究施設に中村純教授はおっしゃっています。

さらに、蜂蜜にはグルコン酸やリンゴ酸という有機酸が含まれていて、酸性度が高く、これも、抗菌力の源になっています。

保湿力も高いので、風邪の予防やのどの炎症を抑えるのにも、おすすめです。

また、グルコン酸には、ミネラルの吸収率を高める作用や大腸でビフィズス菌を増やしておなかの調子を整える働きもあります。

蜂蜜は砂糖よりも甘味が強いので、少なめでも甘い物への欲求を満たせる上、「糖質の約半分を占める果糖は血糖値を上げにくい」と、先の中村教授はおっしゃいます。

ただし、一歳未満の乳児の蜂蜜の摂取は、乳児ボツリヌス症を起こすおそれがありますので、抵抗力のつく一歳を過ぎてから召し上がるようにして下さい。
2008.03.19 Wed l 食養 l top ▲
日経ヘルス2月号を参考にして、生姜を蜂蜜漬けにしてみました。よく洗って水気を切ったひね生姜を1ミリ程の厚さにスライスし、密封できる瓶に入れ、ひたひたの量の蜂蜜に漬けます。蜂蜜は、日中医薬研究会推奨品のアカシアゴールド蜂蜜を使いました。アカシアゴールド蜂蜜


日経ヘルスの記事によると、蜂蜜と漬ける食材の重量比は2.5対1、味のバランスがよく、腐りにくいそうです。普段、薬剤師として、精度を要求される仕事をしている反動なのか、料理の時の量加減は適当です。味見できる時は、舌まかせです。

早速、出来た生姜の蜂蜜漬けに、熱湯を注いで、飲んでみました。おなかが温まりました。暖かい日に、甘くない炭酸水で割って飲んでみたいと思っています。

先日、日中医薬研究会の例会で頂戴した薬草百話の中で、渡邊武薬学博士は、生姜について、次のように書いていらっしゃいます。

生姜は熱帯アジア原産であるが、熱帯・温帯の各地で栽培されている。日本には中国から渡来したので、古名を呉ノハシバミという。紫蘇をソフトなスパイスとすれば、生姜は日本の代表的なハードな香辛料で、山椒、番椒とともに、薬味の代表選手である。

東大寺のお水取り(修二会)の食堂の作法を拝見したとき、この天平時代から続いた行法の配膳の後に、生姜、山椒、胡椒の三種の薬味が常備されているのを知って、用意周到なのに感心した。

早春にはもやし生姜「芽生姜」、夏秋には新芽や茎葉を伴った新根茎「新生姜」、冬は気味が高く温性の強い肉根茎「ひね生姜」が、四季を通じて日本の食膳に登場する。

新生姜は歯切れがよく、香気があって、まだ辛味が強くないが、ひね生姜は甚だ辛い。新生姜は、生のまま味噌を挟み、膾や焼き魚に添え、衣を着せて精進揚げとし、味噌漬、粕漬、砂糖漬、蜜漬、梅酢漬の紅生姜などに、またひね生姜は細かく刻み、擂りおろして、魚のなまぐささを除き、膾やすしに添え、甘酒には欠かせない。搾り汁は酢に合わせて、生姜酢とし、生姜糖や生姜飴まで、幅広い分野にわたって使用されている。

なぜ生姜が日本食に欠かせないスパイスなのかを、漢方薬としての応用面から探ってみよう。薬用には、新生姜より気味の高いひね生姜をそのまま刻んで生で煎用するか、乾燥した粉末または煎剤とする。そのまま乾したものを乾生姜、蒸して加熱乾燥したものは乾姜と呼ばれる。

生姜は芳香性健胃整腸、駆風、矯味、食欲増進薬として、新陳代謝機能を促し、水毒を去る目的で、嘔吐、咳嗽(そう)、腹満、発熱、頭痛、鼻づまりなどに応用される(一日3〜4g)。乾姜は腹の冷えて痛むもの、腰痛、腹痛、頭痛、瀉(しゃ)下などに応用される。

これを漢方では辛温の気剤という。辛温の気剤は生姜に限らず、肺・鼻・皮毛(毛穴)などの呼吸器官からの発散を補い、大腸の働きを助けるので、腸のガスを発散する駆風作用があり、脾胃の活動も助けるので、健胃整腸薬と呼ばれる。

さらに、心臓循環器の負担の結果現れている頭痛、発熱、咳嗽(そう)、嘔気などの生理症状を、生姜は発散解消する。

結果的には、辛温剤は、心臓を益することになり、消化吸収から排泄、血液循環、呼吸器の活動に寄与することになる。

要約すると、生姜は、湿気を気化して払い去り、血行をよくし、皮膚と呼吸器、胃腸の粘膜に働いて健全化を図り、そこに発生する微生物の発育を阻止する抗菌・抗カビ御作用を発揮することになる。これが香りあるものを皮膚や頭髪に化粧料とする慣習であり、疾病に漢方薬として使用されてきた原理である。

数多い漢方処方中、生姜または乾姜を配合したものは実に56%に達していて、数多い香辛料の中でも、生姜は東洋人の体質に最も適合したものであることを物語っている。

生姜には、辛味成分と芳香成分とが共存している。辛味成分には結晶性のジンゲロン0.4%と油状のショウガオールがあり、芳香成分は精油2%で、ジンギベレン、ジンギベロール、カンフェン、ボルネオールなどが含まれている。

つまり、辛温剤は皮膚粘膜に刺激を与え、健康美を護る食品・薬物で、食べ物を腐らないよう、カビないようにして、速やかに消化吸収する薬味であることである。

腐りやすい食品は美味なもので、生物の生存に必須の蛋白源である。したがって、先人は、肉、魚、卵、豆腐などを食べる時、必ず生姜、山椒、番椒、胡椒、辛子、わさびなどを薬味として添えることを教えていて、それが不足したり、多すぎると、肝臓がそのしわ寄せを負うことである。参考:渡邊武著「薬草百話」 
2008.03.18 Tue l 食養 l top ▲

牛黄(ごおう)は、今から二千年以上前に著せられた中国最古の薬物書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」にも、その効果が記されている生薬です。また、「名医別録」には、「久しく服すれば、身を軽くし、年を増し、人をして忘れざらしむ」とあります。牛黄は、牛の胆嚢にできる結石で、千頭から一万頭くらいにしかない貴重なものです。日本でも、七世紀には宮中で用いられており、江戸時代には大名や富裕層にも広がりましたが、一般の人には手の届かない非常に高価な薬でした。


牛黄の主な働きは次の通りです。


強心作用:心臓(心筋)の働きを高めて、動悸、めまい、むくみなどを軽減します。


赤血球新生促進作用:赤血球を増やすことで、貧血や立ちくらみ、血行不良などを改善します。


血栓症改善作用:血栓を生成を抑えるので、血液の流れを改善します。


血圧降下作用:毛細血管を拡張させて、血行を改善し、肩こり、頭痛、めまい、のぼせなどを和らげます。


鎮静作用:神経の興奮を和らげて、いらいら、不眠といった症状を鎮めます。


抗炎症作用:体内各所の炎症を抑えるので、内臓疾患から体表疾病まで広く役に立ちます。


解熱作用:病気をこじらせて、からだの内に入り込んだ熱を体外に発散させる働きがあります。


利胆作用:胆汁の分泌を盛んにするとともに、肝臓の働きを助けます。


鎮痙作用:手足のけいれんをはじめ、腹痛やさしこみなどの症状に効果があります。


この牛黄を主薬として、よりその効果を高める11種類の生薬を配合したのが、日水清心丸です。20071102200206.jpg


効能効果:次の場合の滋養強壮:虚弱体質、病中病後、食欲不振


成分分量(1丸中):牛黄(ごおう)248.7mg、当帰(とうき)185.7mg、川(せんきゅう)185.7mg、甘草(かんぞう)309.6mg、芍薬(しゃくやく)309.6mg、人参(にんじん)309.6mg、桂皮(けいひ)248.6mg、防風(ぼうふう)185.7mg、羚羊角(れいようかく)278.8mg、阿膠(あきょう)216.6mg、茯苓(ぶくりょう)102.1mg、山薬(さんやく)152,2mg


いざという時、役に立つ薬です。また、予防薬としても、普段、服用できます。日水清心丸のお求め、お問い合わせは、高田屋伊東薬局まで。

2008.03.14 Fri l おすすめ l top ▲
「作家と薬」(後藤直良著・薬事日報社)を読んでいます。

夏目漱石、正岡子規、森鴎外、福沢諭吉、樋口一葉、島崎藤村、寺田寅彦、永井荷風、志賀直哉、武者小路実篤らの作家と薬との関係を、作品・書簡・日記・伝記類などを通して探ったものであり、作家のある一面を垣間見るための試みです。平成十二年六月に刊行した『作家と薬』に収録済のもの(十二編)とその後の十二編を合せて合本としてあります。 (BOOKデータベースより)

役立つものと有り難く思われたり、自殺の道具に使われたり、薬は使い手によって、良くも悪くもなります。

さて、2008年の調剤報酬改定の概要を見ると、厚生労働省は、医療費削減のため、後発医薬品の使用を勧めているようです。

「処方箋の様式を変更し、処方医が、後発医薬品に変更することに差し支えがあると判断した場合に、その意思表示として、所定のチェック欄に、署名又は記名・押印することとする。」(現行の処方箋には、処方医が後発医薬品への変更を認める場合、所定のチェック欄に、署名又は記名・押印がされています。)
「薬局の調剤基本料を引き下げた上で、後発医薬品の調剤率が30%以上の場合の加算を創設することとする。」などです。


先発品メーカーが開発した新薬の特許が切れた後、他メーカーがこれを製剤化し、販売する薬品を、後発医薬品といいます。

厚生労働省の安価な後発医薬品の推進は、莫大な費用と時間のかかる新薬の開発の衰退をもたらすのではないかと、少し心配になります。
2008.03.13 Thu l l top ▲
日経ヘルス3月号
日経ヘルス3月号より。

「一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)」とは、素材を丸ごと食べようとする考え方。素材を精製、加工した食品は昭和30年代から年々増えており、今では食卓に欠かせない。だが、近年、そのことを反省し、「一物全体食」の考え方に基づいた食のあり方を見直そうとする動きが出てきている。

クロレラは、20億年前に誕生したとされる藻の一種で、光合成により大気中の炭素が生命にとりこまれ、連なっていく食物連鎖のはじまりとなる食物の一つ。

緑黄色野菜の元祖のような存在でもある。

しかも、藻そのものを丸ごと食べるという意味で、一物全体食であり、丸ごと食べても体に害がないこともわかっている。

クロレラの一種として開発、研究された「チクゴ株クロレラ」は、ほかのクロレラと違い、細胞壁が10分の1と薄く、吸収率がいいため、体内では82%が消化吸収される。

また、細胞周囲に健康にいいとされる多糖体を分泌する。

チクゴ株クロレラには、16種のビタミンや鉄、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、抗酸化物質のカロチノイド、葉緑素など現代人に不足がちな栄養素が含まれている。グロスミン


グロスミンのお求め、お問い合わせは、高田屋伊東薬局にて。
2008.03.12 Wed l おすすめ l top ▲
定休日の日曜、岐阜市梅林公園に行ってきました。2008年3月11日0065
ちょうど、梅まつりが開催されておりました。梅林公園には、50種、およそ1300本の梅が植わっているそうです。ほのかに梅の香りを感じながら、歩きました。2008年3月11日0066
さすがに、岐阜はあったかかったです。

薬学博士渡邊武先生は、梅について、次のようにおっしゃっています。

梅は中国でも日本でも、歳寒の三友、益者三友のおめでたい植物の三幅対である松竹梅の中で、ただひとつ早春の花木として取り挙げられ、観賞用としては、江戸時代以来、盆栽や庭園樹として、おびただしい品種が作出されている。それにもまして、梅は食用、薬用、染織用として、古代から有用樹木として賞用されている。

漢方薬でも食物でも、その特有の味の酸、苦、甘、辛、鹹の五味は、それぞれ人の臓腑器官の保全に役立つもので、梅は酸味の代表である。酸味の天然物は、肝臓、胆嚢の機能や、眼、筋肉の作用を促進する薬味で、血液の浄化と心臓循環器に役立ち、呼吸器と大腸、皮膚、頭髪を助け、補腎の薬味でもある。そのことから、古来塩と梅がほどよい加減のことを、調味の極意とし、健康のバロメーターとし、体調のよいことを塩梅がよい、体調を害したとき塩梅がわるいといってきた。

ウメは中国原産で、江南地方や四川、福建、広東、湖南の温暖多湿の地に多く、日本には奈良時代に渡来して、奈良、三重、和歌山に多産する。食用種では、大果の種類に豊後梅があり、肉厚く種核が比較的小さい。これは九州地方に多く、肥後梅、越中梅とも呼ばれている。小果のシナノコウメは甲州梅とも呼ばれ、信州、甲州に多い。

また紅染め、紫染めの媒染剤として必須の酸であるから、山形や京都周辺に梅林が残され、梅皮染めの加賀梅染め、琉球染めの原料としてその生産地にも見られる。

食用には、梅干を筆頭に、梅酒、梅酢、煮梅、塩梅、青梅粕漬や梅びしお、のし梅、密漬、砂糖漬などに賞用されてきた。薬用や媒染用には、鳥梅(ふすべ梅)として貯蔵される。ふすべ梅は、青梅か半黄の梅の実を煙でくすべて黒くした梅の燻製で、藁灰のあくに浸し、籠に盛ってくすべたものは光沢や潤いがよく虫がつかない。これは魏末斉初の斉民要術(六世紀)に見られる鳥梅の製造法で、和歌山、三重でもこの方法で生産された。

ウメの語源は、植物よりは加工品の鳥梅(黒い梅)の方が渡来が先行したからだと加茂真淵は記している。最近では梅干を干したものに煤をつけた偽品が見られる。

梅の実の酸味はクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸で、乾果ではクエン酸十九%、リンゴ酸一・五%に達する。グラム陽性、グラム陰性腸内細菌に対して抑制作用があり、各種真菌に抗菌作用があるので、下痢や食中毒に応用される。

薬用に梅核、白梅、鳥梅の三種があるが、日本では鳥梅だけが使われている。清涼収斂薬で、止渇、止痢、回虫駆除の効があり、解熱、鎮咳、鎮嘔、去痰の作用がある。また鳥梅は、擦傷や切り傷に対し、殺菌と肉芽の形成促進作用があるので、内用にも外用にも使われる。

梅と食酢以外には、漢方薬では五味の中で、酸味薬は極めて少ない。主要漢薬三七〇種余を収めた神農本草経の中で十九種(四.三%)、漢方の聖典といわれる傷寒論と金匱要略に処方される漢薬一五六種でもわずかに八品(五.一%)で、その使用頻度もまた稀である。それは酸の給源となるのは食酢以外に梅干し、梅肉、梅肉エキス、梅酢、鳥梅が主流を占めていて、これらは中国家庭での常用品で、酸の欠乏がなかったことを物語っている。

梅の酸味は、食品の鮮度を保ち、腐敗を防ぎ、脂肪を中和し、淡白にして、口中を爽やかにして食味をすすめ、疲労や夏まけの原因となる血液の酸性化を弱めるアルカリ性食品の雄でもある。漢方の食養では、薬物に欠けているだけに、酸味の給源としての梅を忘れてはならない。(渡邊武・古稀著作集「薬草百話」より)
2008.03.11 Tue l お伝えしたいこと l top ▲
地方の医療現場では今、標準語を話す若い医師や看護師が増え、方言を使う高齢者が、身体の痛みや心の悩みを伝えにくくなっているという問題を抱えている。こうした中、医療や看護の場面で多く使われる方言をデータベース化し、世代間や地域間の“言葉の壁”を取り払い、お年寄りが住みやすい地域作りを進めようというユニークな取り組みが行われている。

医療現場での方言を調べているのは、富山商船高専と青森・弘前学院大、県立広島大、大分大の共同研究グループ。昨年度から青森、富山、広島、大分の4県で高齢者や医師、看護師らから、方言をめぐる意思疎通のトラブルや症状の説明に関する言葉を集め、大分を除く3県でそれぞれ約500語のデータベースを試作した。

例えば、津軽弁(青森)で発熱前の背中がゾクゾクする感じは「うじゃめぐ」「ぐじゃめぐ」。おなかの鈍痛は「腹にやにやする」「腹にきにきする」。広島弁でひじを机の角にぶつけて、しびれたときの感覚を「はしる」などといった方言をまとめた。

青森県の津軽地方を担当した弘前学院大の今村かほる准教授(方言学)は「津軽は今でも方言が主流だが、核家族化や昭和30年ごろまで学校教育で行われた方言やなまりの矯正で、若者の言葉は標準語に近くなった」という。このため、津軽に移った人が言葉の違いに戸惑う「地域差」と、高齢者の言葉が分からない「世代差」の2つの問題が生じた−と指摘する。

調査では、「方言が通じそうな年配の看護師に話しかける」と答える高齢者もおり、悩みが伝わるか不安を抱いていることが分かった。また、県外出身の医師が覚えたての津軽弁で「診察台の上に、さ、のだばりへ(足を投げ出して座ってください)」と言うつもりが、「診察台の上に、さ、くたばりへ(死んでください)」と間違え、患者を怒らせたエピソードもあったという。

今村准教授は「データベース化によって方言が通じ合い、暮らしやすい地域社会にできればいい」と話している。3月8日 産経新聞


私も、県外出身者なので、奥美濃白鳥の薬局の店頭に立った最初の頃は、わからない言葉だらけでした。

えらい。
のどがづつない。
眼がしかしかする。
背中がきゃっと痛む。
おなかがにごにごする・・・・・などなど。


自分が理解出来るまで、症状をお尋ねし、薬を選定する作業を頭の中でしていました。

最近は、お陰様で、お客様に接することも多くなりまして、たぶんヒアリングはほぼバッチリなので、安心してお声かけ下さい(^-^)v
2008.03.10 Mon l ニュースより l top ▲
五行説によると、春には肝が亢進しやすくなるといわれています。肝は蔵血を主るといって、血液を貯蔵し、調節する働きがあります。また、筋肉や眼の働きとも密接な関係があります。さらに、疏泄や謀慮を主るといい、自律神経や精神の活動にも関係します。

黄帝内経素問・陰陽応象大論には、酸は肝を生ずといい、すっぱいものは、肝の働きを補います。ですが、酸味の摂り過ぎは、脾を傷めますので、こうしたことを踏まえながら、バランス良く頂きましょう。


高田屋伊東薬局おすすめの梅玄米酢は、天然醸造玄米酢に梅と蜂蜜を漬け込んだ商品で、甘味を加えることによって、酸味がマイルドになっており、脾を守ります。

ちょっと、贅沢なおとりよせをしました。手しぼり100%ピュアジュースです。非化学肥料で育てた柑橘類の素材そのままの味にこだわり、 皮や袋の苦味・アクが入らないような搾り機を使ってらっしゃるそうです。砂糖、ブドウ糖、果糖、ステビア等の添加物は一切、入っていない、無添加のジュースです。ポンカン、みかん、きよみ、いよかん、ネーブル、セミノールのジュースは、甘くて、濃厚で、夏みかん、あまなつ、はっさくのジュースは、子供の頃に味わったような濃い酸っぱさが味わえました。身体に良い物でも、沢山、摂り過ぎると、水毒となってしまうのと、贅沢感と美味しさを共有したいのとで、うちでは、180ml入りの1本のジュースを家族で分けて、有り難く頂いています。

伊藤農園


参考:「現代語訳・黄帝内経素問」(東洋学術出版社)、「漢方用語大辞典」(燎原)
2008.03.07 Fri l 食養 l top ▲
羽の色がカラフルで、「春の女神」とも呼ばれるギフチョウが、岐阜市大宮町の岐阜公園内にある名和昆虫博物館(名和哲夫館長)で羽化した。
アゲハチョウ科の一種。黒と黄のまだら模様と、後ろの羽先にある赤、青、オレンジの斑紋が美しい。小型で羽を広げると5〜6センチになる。同館の初代館長、名和靖氏(故人)が命名した。ギフチョウ


名和昆虫博物館では約200匹のサナギを飼育している。2日に2匹が羽化し、今後も4月中旬まで順次、成虫になる。同館1階で展示している。3月4日 毎日新聞


春三月、此れを発陳と謂う。
天地倶に生じ、万物以って栄ゆ。


黄帝内経素問・四気調神大論篇には、このような条文があります。

春三月というのは、立春から立夏に至るまで(今年は立春が二月四日で、立夏が五月五日)のことで、発陳とは、陳(ふる)いものを推し出して、新しいものを出すという意味です。
春の三ヶ月は、万物が古いものを推し開いて、新しいものを出す季節であり、天地間の生気が発動して、ものみなすべてが生き生きと栄えてきます。

また、この時季には、人々は少し遅く寝ても、少し早く起き、庭に出てゆったりと歩き、髪を解きほぐし、身体をのびやかにし、心持ちは活き活きと生気を充満させて、生まれたばかりの万物と同様にするがよいと、黄帝内経素問に、養生法が述べられています。

このようにすれば、春に適応し、健康でいられるのですが、この養生法に反すると、肝を損傷し、次の季節の夏になって寒性の病が生じ、適応能力が弱まります。

五行説によると、春には肝が亢進しやすくなるといわれています。肝は蔵血を主るといって、血液を貯蔵し、調節する働きがあります。また、筋肉や眼の働きとも密接な関係があります。さらに、疏泄や謀慮を主るといい、自律神経や精神の活動にも関係します。


ギフチョウも羽化する春です。陽気もよくなると、出かけたくなります。ドライブと散歩がてら、ギフチョウを見にいきましょうか。

参考:「現代語訳・黄帝内経素問」(東洋学術出版社)、「漢方用語大辞典」(燎原)
2008.03.06 Thu l ニュースより l top ▲

今日は、二十四節気の一つ、啓蟄(けいちつ)で、冬ごもりの虫が地中からはい出るころをいいます。(大辞泉より)


どなたからか、ふきのとうを頂戴して、春の訪れを感じることができました。この場を借りて、改めて、ありがとうございました。


今日は、天気予報通り、午前中、雪がちらつきました。気付くと、駐車場に置いた車のフロントガラスが、うっすら汚れていました。雪と一緒に、黄砂がやってきたのでしょうか。


春が近づいて、日差しが次第に強くなってくると、暖められた空気が強い上昇気流になり、中国大陸北部の乾燥した「黄土地帯」の細かな砂が空高く舞い上げられます。
その砂が上空の偏西風に運ばれて日本列島にやってくる、それが黄砂です。

黄砂がやってくると、空が黄褐色になることや、日差しが遮られることもあります。
また、春まだ浅い北国では積っている雪がうっすらと黄色味を帯びたり、降ってくる雪にまじると、黄色っぽい雪が降ることもあります。

春の空が白っぽいのは、大気中の水蒸気が増えるためですが、黄色っぽいときは、この黄砂です。

いずれにしても、空がかすんで見えますが、かすみの空は春が近づいてくる証といえます。2月22日 yahoo!天気情報豆知識


春がやってきて、暖かくなるのは嬉しいことですが、黄砂がやってくるのは、有り難いことではありません。


黄砂には、細かい砂や、黄砂とともにやってきた化学物質などにより、アレルギー様症状が現れるなど、人体の健康面に良くない影響があるからです。私も、数日前から、目のゴロゴロ感、のどのイガイガしておりましたが、そのせいかもしれません。他にも、咳、痰、鼻水、かゆみなどを訴える方々もいらっしゃいます。


このような症状で、お困りの方は、ご相談下さいませ。


また、黄砂の飛来について、気になる方は、環境庁黄砂飛来情報をご覧下さい。http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/


2008.03.05 Wed l お伝えしたいこと l top ▲

昔々、中国には、黄帝という伝説上の帝王がいらっしゃいました。この黄帝は、子供の頃から聡明で、大人になると、人々に敬愛され、帝王に推戴されました。「黄帝内経」は、黄帝と師の岐伯との問答の形で、東洋医学の思想、養生を語った古典古書です。この本は「素問」と「霊枢」の二つに分かれています。


この「黄帝内経素問・上古天真論篇」で、黄帝は、「人、年老いて子無き者は、材力(精力)尽きたるか、将(は)たまた天数(天から与えられた年限)然るか」と、岐伯に尋ねます。
すると、岐伯は、こう答えます。


「女子、七歳にして、腎気(先天的に受けた気、成長発育を促す)盛し、歯更(かわ)り髪長ず。
二七(14歳)にして、天癸(てんき・腎臓の精気)至り、任脈通じ、太衝の脈盛し、月事(月経)を以って下る。
故に、子有り

三七(21歳)にして、腎気平均(充満)す。
故に、真牙(親知らず)生じて長極まる。
四七(28歳)にして、筋骨堅く、髪の長極まり、身体盛壮なり。
五七(35歳)にして、陽明の脈衰え、面始めて焦(やつ)れ、髪始めて堕(お)つ。
六七(42歳)にして、三陽の脈上に衰え、面皆焦(やつ)れ、髪始めて白し。
七七(49歳)にして、任脈虚し、太衝の脈衰少し、天癸竭き、地道通せず(月経停止)。
故に形壊(つい)えて子無き也。


丈夫(男子)は八歳にして腎気実し、髪長じ歯更(かわ)る。
二八(16歳)にして、腎気盛し、天癸至り、精気搤写(精が充満して外に泄れる)し、陰陽(男女)和す。
故に能く子有り。
三八(24歳)にして、腎気平均し、筋骨勁強たり。
故に真牙生じて長極まる。
四八(32歳)にして、筋骨隆盛、肌肉満壮たり。
五八(40歳)にして、腎気衰え、髪堕ち歯槁(か)る。
六八(48歳)にして、陽気上に衰竭し、面焦(やつ)れ、髪(はつ・頭の毛)鬢(びん・耳際の毛)頒白(はんぱく・頒は斑と同じ・黒白が混じる)たり。

七八(56歳)にして、肝気衰え、筋動くことを能わず。
天癸竭き、精少なく、腎蔵衰え、形体皆極まれり。
八八(64歳)にして、
則ち歯髪去る。
腎は水を主り、五臓六腑の精を受け、これを蔵す。
故に五臓盛なれば、乃ち能く写す。
今五臓皆衰え、筋骨解堕し、天癸尽きたり。
故に髪鬢白く、身体重く、行歩正しからずして、子無きのみ。」


また、黄帝はこう尋ねます。
「其の年、既に老いて、子有る者、何ぞや。」と。
すると、岐伯は、
「此れ、其の天寿(天から与えられた精力)度を過ぎ、気脈常に通じて、腎気余り有る也。
此れ、子有ると雖も、男八八(64歳)、女七七(49歳)を過ぎずして尽きる、天地(男女)の精気、皆竭く。」


ですが、岐伯は、
「道者(いつも養生に注意している人)は、能く老を却けて形を全くし、身の年寿すると雖も、能く子を生ずる也。」とも、言っています。


老いるということは、悲しく、寂しいことですが、養生すれば、寿命を延ばすことができるだけでなく、子を産むことができる年齢も延ばすことができるということです。


皺やしみ、身体のたるみ、白髪、薄毛など若い頃と比べて、体型の変化が気になる、年齢より若く見られたい、呆けたくないなど、誰にでも訪れる老化に対する抵抗、アンチエージングは、前向きに生きる者にとって、永遠のテーマであると思われます。岐伯がおっしゃったように、養生することによって、健康に長生きできるということは、現代人にとっても、明るい話です。


高田屋伊東薬局は、アンチエージングについて、提案していきたいと思います。(この項、いずれ続く)


参考:「まんが黄帝内経」、「現代語訳黄帝内経素問」

2008.03.04 Tue l お伝えしたいこと l top ▲

太陽系9番目となる未知の惑星が海王星の外側に存在する可能性が高いことを、神戸大のパトリック・S・リカフィカ研究員と向井正教授が、詳細な理論計算で世界で初めて突き止めた。


今後、観測体制が整えば、10年以内にも発見されそうだという。この成果は、4月発行の米天文学専門誌「アストロノミカル・ジャーナル」に発表される。


太陽系の縁では、「太陽系外縁天体」と呼ばれる1100個以上の小天体が、海王星軌道の外側を回っている。その多くは、8惑星と同じようなほぼ円形の軌道をとるが、なかにはそれと大きくずれている天体もあり、なぜそのような変則的な軌道を持つのかが大きななぞとして残されていた。


リカフィカ研究員らは、太陽系ができ始めて間もない40億年前から現在までの惑星や太陽系外縁天体の軌道の変化を、最も有力な太陽系形成理論にもとづいてコンピューターで計算した。その結果、水星から海王星までの8惑星では変則的な外縁天体の軌道を説明できず、新たな「惑星X」を仮想的に加えて計算することで初めて、それが可能になることがわかった。これが、惑星Xが存在することの理論的な証拠になるという。


リカフィカ研究員らによると、突き止められた惑星Xは海王星の外側にあり、長半径が150億〜260億キロ・メートルの楕円(だえん)軌道を回っている。重さは地球の3〜7割で、この領域に多い氷と岩石でできた天体だと仮定すると、直径は、地球の約1万2700キロ・メートルに匹敵する1万〜1万6000キロ・メートルになるという。


惑星Xが太陽に最も近づく120億キロ・メートルの地点では、2006年に惑星から除外された冥王(めいおう)星と同じくらいの14・8〜17・3等の明るさで見えるはずだが、他の惑星が回る平面と20〜40度の傾きを持つため、見つからなかったらしい。2月28日  読売新聞


子供に、説明できるように、少し調べてみました。


太陽系は、太陽、およびその引力によって太陽を中心に運行している天体の集団です。水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8個の惑星とその衛星とさらに、矮惑星(わいわくせい)・小惑星・彗星(すいせい)や流星物質・ガス状の惑星間物質などからなります。恒星(こうせい)の周りを回っている星のことを「惑星」といいます。
惑星は自分から光を出していませんが、恒星の光を反射(はんしゃ)して、
明るくかがやいています。(大辞泉より)


私が学生の頃は、この惑星の順番を、「すい、きん、ち、か、もく、ど、てん、かい、めい」と覚えていました。


冥王星は1930年、米国ローウェル天文台のC=W=トンボーが発見し、長らく「第9惑星」とされていましたが、2006年国際天文学連合により新たに矮惑星(わいわくせい)に分類されました。軌道は離心率が大きく、海王星の内側になることもあります。(大辞泉より)


黄帝内経素問で、このような条文を見つけました。


天気は清浄光明なる者なり。
徳を蔵して止まず。

故に下らざるなり。


天気は清浄光明である。天は、徳(自然の気候に含まれている万物と人類の生化作用を促進する力)を隠し収めて、あらわにせず、その健やかな運行を休まない。だから、永遠に存在して、下ることがないのである。(「現代語訳・黄帝内経素問・四気調神大論篇」より)


自然の気候に含まれている万物や人類は、天に生かされている部分が大きいのですが、天は、それをあからさまにすることはないということです。天に近づこうなんて、畏れ多いことは思いませんが、決して驕ることなく、謙虚に生きたいものです。

2008.03.03 Mon l ニュースより l top ▲

亜鉛は、免疫システム、創傷の治癒、炭水化物の分解などのために身体に必要なミネラルである。体内の濃度は鉄に次いで高く、肉、ピーナッツおよびピーナッツバター、豆類などの蛋白(たんぱく)質の豊富な食品に含まれている。

米国立医学図書館(NLM)によると、亜鉛の摂取量が十分でないと以下のような危険信号が表れるという
・成長率の低下。
・食欲がない。
・創傷の治癒の遅れ、皮膚の病変、持続性感染症。
・髪が抜ける。
・味覚や嗅覚の異常。
・暗いところで目が見えにくい。
・男性では、ホルモンの産生量の不足。
(
2月19日 HealthDayNews)


また、このような商品もございます。
プリマスーパージンクは、ビール酵母や海藻抽出物を原材料とした
亜鉛含有食品です。

2008.03.01 Sat l おすすめ l top ▲