三月三日は、雛祭り。女の子のある家で、雛人形を飾り、お祝いをする行事です。桃の節句とも言い、桃の花を供えます。
桃はバラ科の植物で、中国西北部原産の果樹で、日本では、古くから伝来し、栽培されています。
薬用では、白花の蕾を白桃花と称し、利尿、峻下剤として、水腫、便秘に用います。種子は桃仁(とうにん)と称し、消炎性浄血剤とし、月経不順、下腹部痛などに用います。
血液は心臓というエンジンに始まって、末梢に流れ、肝臓に戻り、心臓に循環していますが、血管外に出血したり、血管内でも固まってしまって、血液としての生理機能を果たせなくなったりした非生理的血液を瘀血(おけつ)と言います。
桃の種子である桃仁は、非常に重要な駆瘀血剤(くおけつざい)の一つです。
桃仁の入った漢方処方は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、冠脉通塞丸(かんみゃくつうそくがん)などがあります。
舌は、自分でも見られる瘀血のチェックポイントです。舌全体が紫色になったり、どす黒かったり、舌の裏の静脈が青黒い色であったり、さらに舌根部でつながっていたりする方は、瘀血があると推察されます。
高田屋伊東薬局では、さらに、様々な角度から、病症を確認して、その方に合った漢方を選択致しますので、どうぞ、お気軽にご相談下さいませ。
なお、こちら奥美濃白鳥は、四月三日が桃の節句。あとしばらく、雛人形を飾ってありますので、店頭でご覧下さい。
参考:渡邉武著「平成薬証論」










