隣町の道の駅の野菜売り場で、ヤマノイモのむかごを見つけました。

「むかご」とは、「腋芽(えきが)が養分を蓄えて球状となったもの。多くは葉の付け根にでき、落下して地上で発芽し無性的に新しい個体となる。葉が多肉化して茎をとりまいているものを珠芽(鱗芽)、茎が肥大して球状になったものを肉芽という。ヤマノイモ・ムカゴイラクサなどに生じる。胎芽。ぬかご。」と、辞書に記してありました。(大辞林より)

零余子(むかご) 温(うん) 甘く 毒なし 腎薬ぞ 腰膝をよく強くするなり

むかご ただ 虚を補ひしものぞかし 山の芋より なを薬なり

(「寛政七年刊・和歌食物本草・現代語訳〜江戸時代に学ぶ食養生」(源草社・半田喜久美著」より)

ヤマノイモも、滋養強壮によいとされていて、山薬(さんやく)という生薬として、腎の薬である六味丸や八味地黄丸にも配合されています。「和歌食物本草」によると、そのヤマノイモよりも精がつくということです。


           hana 
むかごを自然海塩・ゴールド海の精で、塩ゆでして頂きました。
体力が落ちた時は、そのような食物を摂るだけでなく、充分な休息も必要です。
また、高田屋伊東薬局も、お役に立てるかと思います。一度、ご相談下さいませ。

2008.10.05 Sun l 食養 l top ▲
子供達に読ませるつもりで、「ドラゴン桜公式副読本・16歳の教科書・なぜ学び、なにを学ぶのか」(講談社・7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部編著)を 買い求めました。

(本文  開講の辞より)
今回のテーマはズバリ「なぜ学び、なにを学ぶのか」である。
なぜ、国語を学ぶのか。
数学なんか勉強して、なんの役に立つのか。
英語なんか翻訳機があればいいじゃないか。
物理を知って、なにが変わるというんだ。
社会のことなんて、どうでもいいじゃないか。
そんな思いは、この特別講義の終了後、すべて吹き飛んでしまうだろう。
16歳のきみたちは、もう子どもではない。
そして残念ながら、まだ、大人ともいえない。
子どもの季節が終わり、大人の人生が始まったいま、きみたちに本書を贈りたい。
この一冊には、きみの人生を変えるパワーがある。


(本文より)
16歳で法的に認められることは、
女子の婚姻が認められる
16歳になる年の4月1日から就職、労働することができる
原動機付自転車(原付)、普通自動二輪車、小型特殊自動車の運転免許が取得できる
特殊小型船舶、2級小型船舶の操縦免許を取得できる
自家用の滑空機(グライダー)の操縦免許を取得できる
200ミリリットル献血することが」できる 

が、挙げられます。

16歳は文中にもあるように、子供でもない、大人でもない「ビミョー」な年齢です。
女子は婚姻が認められるという16歳の頃、とても地味な高校生の一人でした。
当時は、なにかにつけて、親に「すねかじり」と一蹴された記憶があります。
そんな年齢を既に迎えた、これから迎える我が子達に、読ませる前に、自分で読んでみました。

なんのために勉強するのか。
なんのために働くのか。
なんのために生きているのか。


そんなことを改めて考えるきっかけを作ってくれる一冊でもあります。
四十にして惑う大人達も、ぜひ読んでほしいです。
2008.10.04 Sat l l top ▲

行(ゆく)あきや 手をひろげたる 栗のいが  芭蕉

栗の渋皮煮を頂きました。手間のかかるものを下さいまして、この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

栗の実は、本草には、
「味は鹹(かん)、性は温で、無毒なり。
気を益し、腸胃を厚くし、腎気を補すを主り、人をして飢を忍ばしむ」と書かれています。

陶弘景の注には、
「ある人が脚の弱る病気になった時、栗の木の下に行って、数升の栗を食べたところ、すぐに立ち上がって、歩けるようになった。これは栗の実が腎の働きを助けるからである」と記されています。

栗は甘の食べ物と思っていました。
これから、寒い冬になると、腎の機能が弱ってきます。腎の働きを助ける栗を意識して頂くよう、心掛けます。

参考:「医心方」巻三十・食養篇(丹波康頼・撰、槇佐知子・全訳精解)
2008.10.03 Fri l 食養 l top ▲
高山市丹生川町の乗鞍スカイラインの終点・乗鞍岳畳平(2702メートル)で29日朝、昨年より3週間ほど早く初雪が観測された。27日に初霜が見られたばかりで、急ぎ足で冬が訪れている。
同スカイライン管理事務所によると、畳平の朝の最低気温は、午前2時45分で氷点下1.5度。雪は同5時半ごろからちらつき、同7時には辺りがうっすらと白くなり、積雪1センチを記録した。
紅葉前線は、標高約2000メートルまで下がってきており、同スカイラインは例年より1週間ほど早く紅葉シーズンを迎えるという。9月29日 岐阜新聞

ここ数日、急激に寒くなりましたが、やはり、山では、雪が降っていたようです。
これから、冬がやってきます。
寒い冬は、五臓のうち、腎の機能に負担がかかり、弱りやすくなります。
腎は、精を蔵し、すなわち、人体の生育と繁殖を、そして人体の成長と発育を主り、また、臓器肢体の各組織を滋養します。水を主り、水液の代謝と調節を行います。膀胱や耳の働き、脳、髄、骨の成長と働きや、歯、頭髪の成長、脱落、大小便の排泄に、密接な関係があります。

五味のうち、鹹味の食べ物は、腎臓や膀胱という泌尿器の働きを補い、骨髄を健強に保ちます。冬に働きの弱くなる腎を、鹹味の食べ物は守ってくれます。

渡邊武薬学博士監修の食味食性表によると、鹹味の食べ物は、味噌、醤油、自然海塩、しじみ、はまぐり、あさり、ひじき、わかめ、海苔、昆布、もずくなどが挙げられます。
秋刀魚、そして表には記載がありませんが、も鹹味の食べ物のひとつです。
今が旬の鹹味の食べ物を摂りいれて、来る冬に備えましょう。

参考:創医会学術部主編「漢方用語大辞典」

2008.10.02 Thu l ニュースより l top ▲
子曰く、
「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、
以って、師となるべし。」
(「論語」より)

小学生の子供に、「50年前、衣食住で使われた道具について調べよう」という宿題が出ました。

たぶん戦前のものであろう「薬研(やげん)」が、調剤室の棚にしまってありました。薬研

薬研は、「漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い舟形で、中央がV字形にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。くすりおろし。」と、大辞泉に書かれています。
今は、ほとんど使われることはなく、生薬の粉砕には、電動粉砕機を使用しています。
眠っていた薬研でしたが、学校に持ち込み、他のお子さん方にも見ていただくことができました。

漢方療法推進会


また、薬研は、高田屋伊東薬局も所属する 漢方療法推進会 のマークにもなっています。お住まいの近くにも、該当する薬局がおありでしょうが漢方カウンセリングができる店をクリック、次に、中部エリアをクリック、岐阜県をクリック後、高田屋伊東薬局の店舗詳細ページも覗いてみて下さい。

「温故知新」を心に抱き、日々精進しております。どうぞ、一度、お立ち寄り下さいませ。
2008.09.30 Tue l お伝えしたいこと l top ▲